Archive for February, 2000

飯田と保田とモンテクリフト伯

Monday, February 7th, 2000

飯田と保田がどの人なのか、週末テレビでその事だけど真剣に見たので知ることができました。この年になると真剣に学ばなければ知識が身につかないのは悲しいことです。保田は、いつも見いてメンバーの中で一人だけコイツちょっと場違いなんじゃなないのかなって思っていた人でした。飯田は怒り顔の人ですね。

ニシムラさんの署名にいつも「。」が最後についているのはモー娘「。」なわけですね

そういえば、監禁少女(なんていう言い方だ!)は両親や自分の名前を忘れないために書き留めて覚える努力をしていたそうですね。(涙 中国の日本人孤児のようだ)彼女のこれからに安らぎが訪れて欲しいけどマスコミが黙っていないでしょうね。映画以上ですもんね、まさにショーシャンクの空にやモンテクリフト伯-岩窟王-の様な人生です。犯人はコレクター(犯人)+ヒッチコックのサイコ(母親)ってかんじですかね。これからはジャンバルジャンな人とかゴリオ爺さんな人とか登場して欲しいですね(いったいどんな?)

監禁中の彼女の現実は夢想する頭の中だけだったのかなあ

自転車後日談は実は家族中ぐるで、こっそり自転車を取り返しにきたら面白いね。

ところざわ

自転車後日談

Monday, February 7th, 2000

実は、自転車の話。後日談がある。
登場人物の中で唯一まともっぽかった秋定さん(娘さんの方)が、最後の電話で、どうしても住所を教えてくれと繰り返した。何でかって言えば、ウチが送ったお礼のタオルの包装紙を無くしてしまったからという事らしい。僕は最初、ちょっと抵抗があって、「いや、そんな、とんでもない」というような何に向かって言っているのかわからないような事を言って、ごまかそうとしたが、もう一度、どうしても教えて欲しいっていう。そして、教えた。で、それからかれこれ、1週間何の連絡も無い。

あの僕の住所に対するこだわりは何だったんだろうか。また、新たな不思議と不気味が残った。

まさむね。

伝栗決着

Monday, February 7th, 2000

伝栗に関して、私はついに、問題用紙を入手。さっそく、確認。しかし、当日会場で配られた問題は伝栗ではなく、伝票になっていた。私はすぐに東京理科大にメールを出した。

—-私のメール
> 先日は、メールありがとうございました。
> 再び、大変恐縮なのですが、平成9年春午後の情報処理第二種の問16設問2の例の「伝栗」の文字に関してなのですが、当日、試験会場で配られた用紙を確認しましたところ、「伝票」になっておりました。 (以下略)

—-東京理科大より
あ!漢字が間違っているということでしたか。
問題にミスがあるのかと勘違いしました。申し訳ありませんでした。
さっそく、「伝票」に変更させていただきました。
イメージスキャナで読み込んだときに、誤変換したようです。
連絡、ありがとうございました。
—–以上

ついに、理科大の伝栗はただのミスである事が判明。しかも、当人が私の第一回目のメールで気づかないという、かなり微妙なものであることも彼からのメールで読み取れた。しかし、一方、中部職業リハビリセンタからは何の返事もない。
しかし、自分は何のためにこんな事をやっているのだろう。一瞬、とまどう今日このごろであった。

まさむね。

新潟とモーニング娘の保田圭

Friday, February 4th, 2000

新潟の誘拐監禁事件は、その9年間、少女がずっと何を考えていたのかが気になる。人は9年間もの間、脅えつづけてだけ生きていけるものだろうか。
彼女の頭の中には、どのようなイメージ、願望、物語がうごめいていたのだろうか。人間って何にも考えない事って難しいものだ。
さて、話は変わって、モーニング娘。である。この中で将来性があるのは誰かと聞かれれば、私は間違いなく、安倍、中澤、市井の3人と答えるだろう。その理由は簡単。安倍と市井には聡明さと野望があり、中澤には芸としたたかさがあるからだ。
しかし、わからないのは後藤と矢口。そして、将来性があまり見えないのが、飯田と保田である。
ただ、私はだからこそ、飯田と保田に注目してしまう。逆に今だからしか2人を楽しめないような気がするからだ。飯田の不気味さは前回話したので今回は、保田について。
彼女を見ていると今、現在が最高の時間であるっていう事を余すところ無く表現している。別な言い方をすれば、10年後の保田は想像もしたくないと思わせるものがある。「LOVEマシーン」のミュージッククリップでは逆に「未来は♪」っていうところだけが、彼女のアップであるところが、逆に皮肉である。
ベテラン歌手にも、バラドルにも俳優にも成れないであろう彼女の今を見る事は、せつない桜を見るようなものだ。福田や石黒のようにスパってやめることが彼女にできるかどうか。彼女にはそれほどの聡明さはないだろうが。

まさむね。

伝栗と新潟の監禁事件

Thursday, February 3rd, 2000

伝栗は先人がいたのでしょうかねえ。
パソコンとOCRとが出現した現代ならではの出来事なのでしょうか。気づかないところで他にも同様の文字が出現しているのでしょうか?

さて、新潟の監禁事件ですが、陰謀系のホームページでも紹介されていましたが、真っ先に思ったのは柏崎ということもあり拉致疑惑解決のための陰謀かということです。でもどうも違いそうですね。小説やテレビドラマなら、容疑者に植え付けられたニセの記憶という線もあるかも知れないですけどね。犯人の母親、当然知っていたのでしょうね。直後なら当然泣き喚いたりしたでしょうから。

でも、誘拐されたのが9歳と、言語能力が定着してからだったので幸いでしたね。以前、テレビで教育研究者の資料用のビデオを見ましたが。幼少時に親に放っとかれて、その後、公的機関でかなり育ってから言語を学んだ子供の様子はかなりつらいものがありました。

ところざわ

ついにデングリ返しがきた。

Thursday, February 3rd, 2000

インターネット上で伝栗の文字を発見した私は、さっそく、その伝栗の謎を解くべく東京理科大と中部職業リハビリセンターにメールをだした。

職リハには軽く黙殺された。だが、東京理科大からは返事がきた。これぞ、デングリ返しと呼ばずしてなるものか。その内容初公開。以下のものだ。
記名もあったのだが、ここは伏せ字とさせていただく。

私からの手紙
--------------
はじめてメールを出させていただきます。

平成9年度 春期 第二種 午後 問16の設問2の問題中の文章に関して、の質問です。

...そこで,E君は倉庫に送る納品伝栗ファイルをもとに,...
問題中に以上の表現があります。本来の文脈ではここは納品伝票となるかと思われるのですが、あえて、「納品伝栗」とされている意図はなにかあるのでしょうか。元々の問題がそのようになっていたのでしょうか。あるいは、そちらで書きうつされたときに誤ってそのようになったのでしょうか。
---------------
そして、理科大学からのメール。
---------------
東京理科大学のYと申します。
元々の問題が、
「そこで,E君は倉庫に送る納品伝栗ファイルをもとに,...」
となっています。
---------------
なんと簡潔な文章だろうか。私はさっそく次のターゲットを通産省にしぼるべく、資料集めに奔走した。(本屋に行っただけなのだが。)そこで、日刊工業新聞社から発刊されている「情報処理第二種問題集」をひもとく。しかし、問題の個所は「伝票」となっている。文字を見ると明らかにリタイプした文字だ。ということは、編集スタッフが伝栗を見逃して、伝票と誤写した可能性がある。
同時に、学研から出ている情報処理第二種の問題集を手にする。こちらは、そのままの問題をコピーしたようなレイアウトだ。期待できる。しかし、ななんと残念なことに、問題は平成10年のものまでしかさかのぼられていない。
う~ん。誰か、去年か一昨年のこの学研の第二種の問題集をお持ちの方、調べてはくれないだろうか。勿論、私もいろいろと手を尽くすつもりだ。

なんだか自分が伝栗ストーカーになった気分だ。

以上

まさむね。

新潟の監禁事件と文学

Thursday, February 3rd, 2000

新潟の少女誘拐監禁事件を知ってまず、思い出したのが柳田国男の「遠野物語」の以下の一節でした。
「遠野郷の民家の子女にして、異人にさらわれて行く者年々多くあり」
ていうことは、人さらいって昔は結構あったんでしょうね。それに貰い子とか捨て子とかも結構あって、漱石や龍之介も確かそうですよね。同じ「遠野物語」の河童の項のところに、子供を産んだ母親が、それが赤い河童みたいな子だったので、気持ち悪くなって村の境界まで捨てるんだけど、帰り道に、「もしかしたら、見世物として売れば、高く売れるかもしれない」と思いついて、境界まで戻ってみるとすでに赤子はいなくっていて、がっかりしたっていうのもあったけど、これなんか、倫理観のかけらも感じられない。サバサバしてるよね。
柄谷行人によれば、柳田国男の友人の田山花袋はこういった柳田が語る民俗学的な話を、唐突すぎて文学にならないというようなことを言ったらしいけど、坂口安吾が文学の「ふるさと」と評価したのは、こういった唐突な残酷さだったんですね。
今回、この事件でポイントとなるのは、犯人の母親だと思うんですが、こういった人は事件の余韻が冷めた後、どのように暮らしていくんだろう。そういった物悲さは文学ですよね。

まさむね。

坂口安吾とモーニング娘。

Wednesday, February 2nd, 2000

かつて、坂口安吾は「突然、何かに突き放されるような感じ」の事を文学における「ふるさと」という言葉で表現したが、これは、例えば、ジャイアント馬場を見ていたときに感じた一瞬の沈黙とか、漫画ならばつげ義春なんかにも感じるような冷たさとも通じるものなのじゃないかと思っている。
こういう観念に取り付かれてしまうと、どうもそれからは自分が何かを見るときの指標としてこの「ふるさと」探しという事がメインテーマになってしまう。
そこで、モーニング娘である。別に彼女たちの「ふるさと」という曲の事を言いたいのではない。僕はそのモーニング娘。の飯田香織に、そんな感じを感じたのだ。彼女の自分を持て余した感じ、居心地の悪さは、モーニング娘。でも異色中の異色である。
それは中澤のあねさん的なサバサバした魅力とも、なっちの正統的なアイドル性よりも、後藤のまだアイドルになりきれないが、その成長物語よりも、市井さやかの健康な向上心よりも、矢口のロリコン的なエロスよりも、保田のアイドルにしかなれなかったと言わんばかりのハツラツな馬鹿よりも、実は僕の目をひくのであった。

おそらく沖縄アクターズスクールからは逆立ちしても登場し得ないような彼女たち、特に飯田に僕は注目したい。

まさむね。

伝栗計画

Wednesday, February 2nd, 2000

自転車の件はシンクロニシティっぽいけど、私的にはシンクロニシティを信じてはいません。

伝栗計画はパソコンの文字って小さい文字は簡略化して表示しているのと、その文字を人の目が認識する特に補正してしまうからなかなか気づきませんよね。
パソコンのデータはコピーペーストでどんどん伝播していくので気づかないうちに広まりそうですね
慣用句でも間違った使い方が主流派になればそのままなし崩しに正しい使いかたになるので、それを目指してほしいですね。

ゆくゆくは伝栗計画で一コーナーとして展開したいですね

ところざわ

日本伝栗計画

Wednesday, February 2nd, 2000

昨日は、私が密かに、暖めていた伝栗計画がすでに、東京理科大と名古屋の職業リハビリセンターにおいて、進行していた事にショックを隠し切れなかったが、思い直してみた。
もしかしたら、彼らの伝栗は本当の誤植なのではなかったのかという希望だ。例えば、OCRなどを使用して紙からデジタルに文字を起こした場合、票が栗になってしまう事は考えられなくもない。
私は、さっそく、その事実を確認すべく、2つのサイトの担当にメールを出してみた。昨日の今日なので、まだ返事はないが、もしも、彼らからなんらかの返事(これを俗にデングリ返しという)があったら、みなさんにもお知らせする事を約束する。

日本伝栗計画実行委員会

まさむね。