Archive for the ‘芸能’ Category

突然、ブリグリ

Thursday, January 13th, 2000

ところざわさんからのメールを見て、自分で書いた過去の全日本プロレスものを読み返してみたら、今とほとんど考えが変わっていない事を確認。自分のお里が知れました。

さて、オブライトの体型ですが、確かにマンガチックですね。おそらく馬場さんは技術よりも体型から彼を選んだのでしょうね。腹が出ていて手の長い人って僕はそれだけで、そのプロレスラーを信用してしまいます。

さて、今回僕が書きたいのは、ブリグリ(TheBrilliantGreen)の事だ。1年ちょっと前までまったく歌謡曲に興味の無かった私は、ELTもブリグリも同じようなものだと思っていたのだが、ちょっと聞けばすぐに分かる事だが、ブリグリはかなり違う。
フロイトを持ち出すまでもなく、一般に人間の根源的欲望には二つの方向がある。一つはエロスでもう一つがタナトスだ。簡単に言ってしまえば、エロスというのは、現世的な快楽を追求する欲望で、金や女や権力が欲しいということ。一方、タナトスは現世を否定したあの世への願望の事だ。通常、社会はその生産性を維持するためにこのタナトスを抑圧すべく機能するので、テレビとか学校とかでは、このタナトスは存在しないかのように扱われる事が多々ある。
昨日来から話題になっているSPEEDを始め、ELTとかジャニーズとかは、前面エロスで押してくる。「夢を大事にしろ」とか「頑張ってる君が好きだ」とか、露骨ではないにしろ、生を肯定するのが歌謡曲の役割の一つだと思えるほどである。
ところが、ブリグリはめずらしく、タナトスに足場を置くアーチストなのである。以下は「長いため息のように」の一節である。

10秒前の過去に脅えた。わけもわからずに。
目覚めて、少し、思わず泣いた。悲しい夢だった。
・・・
あなたがくれた本を開いてここから抜け出そう。
今や明日や現実よりも少しはマシだから。

私は、そのささやかな暗さに唖然とさせられたのだ。一般的に暗い歌手といえば、中島みゆきとか尾崎豊とかあるけど、彼らの暗さはかなり具体的だ。例えば、分かれた男に後悔させようとして一生懸命、化粧して最後の言葉を言いに行く女とか、学校に反抗して窓ガラスを割って歩く少年とか。
でも、ブリグリの暗さはもっと根源的な暗さだ。普段は明るく暮らしている人でも、フと陥るような現実にぽっかり空いた穴のようなささやかな暗さである。
彼らがこれからどれだけ続くかわからない。適当なところで、歌手を辞めて、運送屋になりたいと公言してはばからない所をみると、もしかしたら、本当に現世のエロスに興味が無いのかもしれないという想像までさせてくれる。

どうですか。

まさむね

今日は初雪

Wednesday, January 12th, 2000

インタビューか何かで歌詞の内容を聞かれて
実体験とかじゃなくってリスナーの聞きたい
内容を考えて書いている云々
の発言もあったみたいです。
SPEEDが、ミンナ愛してるだの、質問に
4人声を揃えて返事するとか、子供の浅知恵が
小賢しかったけど、解散前後はテンションが落ちたのか
アザトイことも言わなくなったし、
答えもバラバラだったね

彼女の通う高校にはアンルイスの息子もいるそうで
教室内の葛藤を考えると楽しくなりますね

今日は初雪みたいなので風邪も完治していないので
JRがトロイ対応しそうだから早く帰ろう

ところざわ

岡村とお茶の水

Tuesday, January 11th, 2000

僕のポン友のS君は早稲田大学の広報部勤務だが、彼の話によると、現場での岡村は終始、試験中もうつ伏せで寝ていた(寝たふりをしていた)そうで、現場としての面白味は全く無かったようだ。
一方、お茶の水博士のほうは、休み時間中も外部と携帯で連絡を取り、「入っちゃえばこっちのもんッスよ。」などとうそぶいていたところ、そのS君に注意されるなど、現場では、他の受験生の顰蹙を買いまくり、逆に言えば、面白かったそうだ。
そう考えていくとライブ的センスでは、お茶の水に軍配があがったような気もする。勿論、番組やタレントとしての格も考慮に入れなければならないのだが、あるいは、結果としての番組の面白さという基準で物事を考えなければならないという話も一理あるのだが、僕はその2人にプロレスを通過したものとそうではないものという区別を嗅ぎ取りたいのであった。
例えば、昨年、全日本プロレスの武道館大会にやってきた岡村は格闘技映画のパブリシティかなんかだったと思うけど、ラッシャー木村とのマイクのやりとりを披露したが、完全に木村に負け、「木村さん、あなたは面白い。」と終いには露骨に負けを認め、観客にも媚びるしまつだった。そこに岡村のプロレス童貞としての側面を見たのだ。

まさむね

唖然とさせる蹴散らし

Tuesday, January 11th, 2000

前の書き込みはちょうど始業時間になってしまい中途半端になってしまったので、続きです。

唖然とさせると言えば、昨年の東西の横綱は、松坂大輔と宇多田ヒカルだろう。僕はこの二人、実績もさることながら、彼らの発言に唖然とさせるものを感じた。

先日、野球選手が集まって行われた運動会みたいな粗雑な番組の1コーナーに松坂と上原の対談みたいなのがあって、そこで、松坂ははっきり自分の方が上原よりも投手として上であると言いきった。客観的事実はわからないが、僕はその正直さに唖然とさせられた。謙虚で知られる上原だが、目の前で、5才も年下の奴に格下扱いされたのだ。
その時の複雑な表情は今後、彼を見ていく上でも記憶にとどめておくべきものであった。

一方、宇多田ヒカルだが、年末の有線大賞の授賞式でのビデオでのコメントで「今後も、みんなが喜ぶようなズルい曲を作っていきたい。」と言った。これまた僕はその正直さに唖然とさせられてしまった。
ナンシー関だったか、宇多田ヒカルはいろんなものを蹴散らしたと言っていたが、まさしくこの発言で、さらに蹴散らされた業界の人は多かったに違いない。さらに今日のスポーツ紙には、宇多田ヒカルが飛び級でコロンビア大学入学か(?)とあった。
またまたこれで蹴散らされる人々が増えるのではないか。(別のサッチーのことだけじゃなく)
まったくもって、これらの若き天才達の「蹴散らし」は、まさにロードウォーリアーズの入場シーンのように快感でしかたがない。

まさむね

唖然とすること

Monday, January 10th, 2000

ずっと風邪でダウンしてました

郷ひろみのその場面はみてませんでしたが唖然とすることは現実のほうが先いっちゃってますからね

ちょっと前に広末受験のときに、99の岡村と浅草キッドの御茶ノ水博士も受験していましたが、岡村のほうのは帯番組での企画のせいか、各教科毎の家庭教師軍団やライバル受験生との交流など、手を変え品を変え丁寧にいろいろな場面で笑いをとってました。
御茶ノ水博士のほうは単発の受験ぽくて、才能あると思うし個人的には大好きなのですが余り成功はしてなかったと思います。

プロレスもそうだけど、いろいろな状況を作って少しづつ盛り上げていかないと、テンションがあがらないのかもしれませんね

テレビってドキュメンタリーとか取材ものしかみないですドラマも最近見ないけど、大河ドラマとか、一年で50数回放送するなら、予定調和や結末のわかっている時代劇はやめてもっと目新しいのを見せてほしいよなあ

むかしインディジョーンズのテレビシリーズがあったけど、歴史上の史実や実在の人物に架空の事柄を掛け合わせて唖然とさせてほしいって感じです

ところざわ

人を唖然とさせてこそのダンディズム

Friday, January 7th, 2000

今朝、コンビニでパンを買った時、前に並んでいた
30歳位の男性が、健康ドリンクの代金を100円札
で払っていた。板垣退助の絵柄のやつである。
ダンディズムとは人を唖然とさせる事。という
ボードレールの言葉を思い出した。

さて、最近、テレビを観ていてあんまり唖然とさせ
られる事はないような気がするが、その中で年末の
バラエティ番組で郷ひろみが、「嫌いな山の手線の
駅名は?」という多少、悪意のこもった質問に対して
あっさり「六本木」と答えていたのには唖然とさせ
られた。と同時に、彼のスーパースターを感じずには
おれなかった。人は、不必要な知識というのは、
持たないものだ

まさむね。

ノックは無用?

Wednesday, December 22nd, 1999

僕がノック事件に関して、残念に思ったのは、
彼を擁護する団体なり個人なりが全く表面に
出てこなかったことです。

僕のイメージでは大阪という土地は言いたいこと
を言うという。そんな中であの「核武装発言」の
西村議員なんかも当選してきたんだと、思ってた
んですが、それも幻想だったようです。

そういえば、昨日また珍妙な殺人事件が起きましたね。

特ダネの小倉氏は、「子供の頃からゲームに慣れ
親しんでいた世代の理解不能な犯行」という凡庸な
あまりにも凡庸な見解を示していました。

さて、このあたりで今年のプロレス界を振り返ってみたいのですが、どうでしょうか。
今年の事件は以下の4つに集約されますよね。
1:馬場の死去
2:前田が安生に襲われる。
3:桜庭がグレイシー一族に一矢。
4:天皇在位10年記念式典にK1は呼ばれるがプロレス界は呼ばれず。

1~3までに関しては、プロレス誌とかでも多分、ベスト10入りするはずなので、僕はここで4:について、一言述べたいと思います。

皇室とプロレスというテーマで長年研究(?)を続けてきた私は、今回、このK1が御用達になった事件を決して見逃すわけにはまいりませんでした。
私が知る限り、過去、皇室とプロレスとの関わりは以下の3点だけでした。

1:浩ノ宮の后雅子様がまだ、雅子さんと呼ばれていた時代に、あるインタビューで小学生当時の思い出として、自分はプロレスファンだった事を激白。それによると、当時ブラックペアの大ファンだった雅子様は、その名前をご利用あそばされて、デビル雅子として、ご学友とプロレスごっこをされていたという。

2:髭で有名な秋篠宮が子供の頃、新幹線のグリーン車で偶然にもマサ斎藤と会い、そこでサインをせがまれたという。

3:皇后陛下美智子様が子供達とプロ野球を観に行った時、当時、巨人のスター選手だった中畑清に対する下々の「キヨシコール」を耳にされ、「あのイノキコールはなんですか。」と御質問されたという。

これらの裏の取れた事実から、皇室は家族揃ってプロレスマニアであることは明らかである。それが、今回、K1だけを式典に呼ばれた事。高知東生を呼んだこと以上に、これは我々の記憶にとどめておかなければならない。

まさむね

おばさん顔について

Tuesday, December 14th, 1999

おばさん顔については、
近頃、私も考えていました。
野村も浅香も、二人して、結局はマッチポンプで
ワイドショーを独占したいだけじゃないのかと
勘ぐっています。
喋る機会を狙っていると言うか・・

あの二人系の厚かましい顔ってオヤジには
あんまりいないと思います。
我の強いと言うか、主義を曲げないと言うか・・
おばさんって騒々しいじゃないですか
飯喰うにしても何につけても
喋り続けているし、自分の考えと言うより
ただ、喋るのが目的とかしている人多いですよね

雅子さんの騒動、
最初はミダス・タッチならぬ
ノック・タッチで懐妊かと思い
彼のパワーの凄さを感じていたのですが
残念ですね。
世継ぎは後々考えるとして
個人的には旦那よりも雅子さんに
女王様として即位して欲しいですね。

ところざわ