ラストフレンズ 青い鳥、新約聖書、古事記からの飛び出た三人

フジテレビ 木曜日10:00からの「ラストフレンズ」が佳境に迫っている。

長澤まさみ(ミチル)、上野樹里(ルカ)、そして瑛太(タケル)が出演しているが、私が個人的に気になっているのが、左記3人の名前がそれぞれ、童話、聖書、神話をぼんやりと想起させることだ。

言うまでも無く、ミチルは、「青い鳥」(メーテルリンク)に出てくる女の子の名前と同じだ。その童話では、幸せを探して、お兄さんのチルチルと様々な冒険をして、最後に自分の家で青い鳥=本当の幸せを見つける。「ラストフレンズ」のミチルは、幸せをさがしてフラフラする弱い女の子だが、最終的に幸せが見つけられるか楽しみだ。

ルカと言えば、キリスト教の聖人。新約聖書のルカ伝の著書として名高い。
ドラマの中のルカは、性同一障害者として他人に言えない悩みを抱えるが、宗教的(精神的)高みに達することは出来るのか。

タケルの名前はあまりにも有名。古事記に出てくる英雄(ヤマトタケル)だ。ただし、彼は父親に疎んじられ、熊襲や蝦夷征伐のために、日本中を放浪し、最後は力尽きて白鳥となったという悲劇的な存在だ。
ドラマの中のタケルは子供の頃に姉から性的悪戯を受け、それがトラウマになってしまった青年だ。自分の悩みを克服できず、最後美しく死んでしまうのか?

最終章を残した段階での勝手な妄想でございました。

まさむね

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