朝、テレビをつけてみると、金融相の越智という男が、どっかの内輪の講演会(実質的には献金名目でワイロを渡すためのパーティ)で、「銀行を救うためには60兆でも都合つけますよ。」みたいなその場だけで通用するような暴言を口走り、そのテープをこれまた胡散臭いルートで入手した民主党の若手議員に公表され、いきなり窮地に立たされたと思いきや、「あれはヨイショだ」と、身もフタもない真実を人当たりの良さそうな善人口調で言うもんだから、我々テレビの前の無責任衆を多いに憤慨させ、これがまた水戸黄門真っ青な見世物となっているではありませんか。
多分、これからも、こういった口走りは「こんな事言っちゃまた怒られるかもしれませんが…」等というような接頭語を伴った内輪ギャグとして成立するんだろうな。と同時にそういったセリフを言うときって気持ちいいんだろうな。そういう個人的な気持ちよさの前では政治倫理なんてギャグにしかならないんだろうな。
全部、想像だけど。
まさむね