その昔、帝京大の安部教授がエイズ問題でクローズアップされた時に、その表情や立ち振る舞いが、完璧に「悪人」のステレオタイプにはまっていたので、「こりゃ、悪役プロレスラも商売しにくい時代になったものだ。だって、本物だもん。」と思っていたら、最近、八木容疑者とその一味の女性軍団が出てきて、さらに女子プロレスの悪役もつらい時代だわと思い直した。
時間があったら、悪人ステレオタイプの歴史的変遷とかを研究してみたい。でも、いまだに、三白眼とか高笑いとか悪人の記号って変わらないよな。
それはともかく、昨日、山口県の人で奥さんを強姦されて子供を殺された被害者がテレ朝の朝の討論番組に出ていたが、俺の気持ちなど誰もわかるはずないだろう的表情で、存在感を出しまくっていたが、見世物としては面白かったが、本当に目の前にいたら不自由を感じるよな。と思った。我々はブラウン管のこちらにいるからまぁいいが。
それって乙武さんが、「手足がないのが私の長所(特長)です。」って言ったとき、「そうですよね。」って言えない不自由さと同じだろうなと思った。
まさむね