夏服を着た・・・・

陽気がすっかり良くなって、通勤途中にすれ違うプー太郎も夏のラフなスタイルであった。その足元はドクター中松のジャンピング・シューズで、彼らの世界をちょっとうらやましく思った。
9時5時で往復する私の隣を軽やかに自由に跳ね回る彼ら・・・。
以前勤めていた会社は代々木公園の南の斜面の向かいに面していて、せっせと仕事する私の目前には、夏の彼らが芝の上でヌーディストと化していて日焼けに勤しんでいた。

私もアーウィン・ショーにならってクルボアジェでも飲みながら、現実から目をそらし彼らに思いを馳せることにしよう

常識の範囲外では楽しく暮らせるパラレルな世界があるに違いない

ところざわ

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