松田聖子と中島みゆきが富士フィルムのスキンケア商品のCMで共演した。
イメージで言えば、この2人、正反対のポジションにいる。
お嬢様と労働者
バルコニーと四畳半
憧れと恨み
青い珊瑚礁と冷たい雨
そして特権と宿命…
しかし、2人を象徴する言葉を対比させてみると、それが多くの女性が持っている表/裏の2面性に対応していることに気付かされる。
それは、多くの女性は、自分の中に松田聖子と中島みゆきを持っているという事でもある。
例えば…
平日は松田聖子、土日は中島みゆき
昼は中島みゆき、夜は松田聖子
上半身は松田聖子、下半身は中島みゆき…
CMの中では、宿命(動かない犬が表象している?)を動かそうとして動かせない中島みゆき。
それを、特権階級的な余裕で見守るお嬢様・松田聖子。
そして、二人の視線が合い微笑む。
気持ちが触れ合う最高のシーンだ。
同時にそれは、視聴者の中の二人が自然と融合する瞬間でもある。のかな?
まさむね